あまりにも鷹の話に出てくるので、そろそろ解説。
　これがにゃんころでございます。

　にゃんころは８月のある日、鷹の実家の庭にやって来た雄の子猫でした。ご近所の色んな家で、水を掛けられたり石をぶつけられたりして、辿り着いた所が鷹の実家だった様です。
　たまたま実家のご近所には猫が嫌いな方が多かったのでしょうか？　子猫 なんて、あんな可愛い生き物に石を投げる人の気持ちはさすがに判りませんが。（もちろん可愛くない生き物なら何してもいい訳じゃないけどね。偽善者？）

　最初は餌付けしているくらいだった様なのですが、今はほぼウチの猫扱いです。もうすっかり大きくなりました。
　彼がまだ小さかった頃、母は「ちょっとアメショーっぽい模様の猫だよ」と言っていて、それを「単なるトラジマだろ」と思っていた鷹ですが、もしかして本当に外国猫の血が少し入っているのかもしれません。妙に大きい猫です。写真では判りませんが。煙草の箱でも置いておけばよかった？

　１ヶ月に２回くらいしか実家には遊びに行かない鷹ですが、にゃんころは鷹の事を一応覚えている様です。まだ若者猫なのか、結構じゃれる猫です。本気じゃないのは判るけれど、それでも猫の爪と歯は細いので結構痛いですね。
　先日判ったのですが、ペチコートを何枚も重ねるカネコ系の服装は、彼にとってとても魅惑的な様です。台所に立っていた時、足に激しくじゃれつかれて血が出てしまいました。「あっちで遊んでて」って言っても勿論聞きません。猫だから。全く手におえません。
　それでも嫌いにならないのが、猫馬鹿たる所以（これで何でゆえんって読むのだろう）なのでしょうか。

　上の写真は、日の高い午後の間、にゃんころが眠って過ごしている様子です。
　彼の定位置の、炬燵布団（正確にはまだ毛布だけど）の上です。実家は掘り炬燵なので、中にはいづらいのかもしれませんね。
　問題は、鷹抜きで４人家族なのに、にゃんころが「ここは自分の場所」と思っている為に迷惑している人間がいる事でしょうか(^^;。彼女も意地でも自分の場所は譲りたくない様です。

　実家の先住犬・ガクとも、上手く住み分けが出来ている様でなによりです。犬も大好きなのだけど、猫はお家の中で遊べていいですね〜。・・・障子に穴を開けられるのはなんですが。

1999/11/24