３月の日記　
過去書庫　
　

　北村薫「冬のオペラ」（中央公論新社中公文庫）
　勿体なかったのでちびちび読んでしまいました(^^;。大好きな北村薫さんの（文庫では）新シリーズです。
　また魅力的な探偵役、「名探偵」巫（かんなぎ）弓彦に、ワトスン役には可愛らしい女性を据えての短編集。
　この人の書く女の人はとても可愛らしい。まあ今どきこんな娘はいないよね、とは思うけれど、それでもとても好き。
　もちろんキャラだけでなく、内容もとても素敵な短編が３本入っています。

　藤原カムイ「ＤＥＪＡ ＶＵ」（角川書店カドカワコミックスＡ）
　本当はＥの上とＡの上には記号が付いています(^^;。出し方が判らないので、省略。フランス語なのですね。
　「ＤＥＪＡ ＶＵ」というサブタイトルの付いたシリーズ全てと、水のイメージのある作品を作者が選んで収録。
　この全集のシリーズはすべて凍結版という事で、作者の納得のいく形での作品集らしいです。実は以前の同タイトルの作品集も持っているのだけど、あの時は納得してなかったんだなあ・・・とちょっと悲しい(^^;。

　少年サンデー１２
　「かってに改蔵」。ルパン２世って・・・。テクノカットって・・・。

　少年マガジン１４
　「はじめの一歩」。ヴォルグらぶ。しかし青木組・・・(^^;。

　映画「スリーピー・ホロウ」
　何よりも一番思うのは、本当に映像が綺麗だという事。久々に映画館で映画を見ましたが、テレビだとカットされてしまう様なシーンも、本当にとても綺麗なのです。衣装も、まるごとひとつ作ってしまったという村も、どこかお伽噺めいた綺麗さの上にあります。
　舞台は今から２００年前のニューヨーク郊外の小さな村、スリーピーホロウ。そして首切り騎士の伝説・・・。ベースはゴシックホラーなのだと思うのですが、そこにティムバートンらしいユーモアがあったり、恋があったり・・・カテゴリーが難しい映画です。
　キャラクター達も皆とても個性的で素敵。主人公もいいけれど、ヒロインが本当にもう可憐で・・・。なによりも黒馬に乗った騎士が、まがまがしくも綺麗で、なんというか・・・。
　映画館で見る価値のある映画だと思います。あ、ちなみにあまり恐くはないと思うので、そういうのを期待しているとがっかりかな(^^;？

　コミックフラッパー　４月号
　「トランジスタにヴィーナス」。キスなメイドって・・・(^^;。竹本泉はこういう話を書いてもヨコシマなカンジがしなくてよいですねえ（そうか？）。

　ヤングマガジン１２
　「ユキポンのお仕事」。めずらしくユキポンがキレて泣いてますね(^^;。っていうかちょっと我慢強すぎますねー。
　「しあわせ団地玉手箱」。しあわせ箱・・・。最終回らしく、なかなかよいカンジに終りましたね。しあわせ箱かー・・・ウチも作ろうかなあ(^^;。

　竹本泉「さよりなパラレル」１巻（角川書店カドカワコミックスドラゴンＪｒ．）
　と、いう事でリニューアル版。以前は竹書房だったっけ？　と、いう事は今まで竹書房で出た本が次々リニューアル・・・？　それはちょっと困るなあ(^^;。
　どうでもいい事なのですが、あとがきで竹本泉が「富士見書房から出る・・・」とか言ってますが、富士見書房と角川書店って同じ会社なんですかね？　よく判らない・・・。

　少年サンデー１３
　サンデーは割と最近読み始めたんだけれど、今最も以前の分を単行本で読みたいのが「ＡＲＭＳ」ですね。
　多分なんとなく好みなんだよねー・・・。

　ＣＬＡＭＰ「ＡＮＧＥＬＩＣ　ＬＡＹＥＲ」１・２巻（角川書店カドカワコミックスエース）
　２巻が出たので１巻と一緒にまとめ読み。
　このお話は面白いですね。もしかして今のＣＬＡＭＰ作品の中では一番好きかもしれません。
　・・・こんなのあったらワタシもハマるだろうなあ(^^;。

　ＰＳ「牧場物語ハーベストムーン」
　いや〜、久々にやりましたよ・・・。
　草競馬に勝てなくてずうっと封印されていたのですが、もうそれはいい事にして進める。
　明日は料理祭だ！

　少年マガジン１５
　「はじめの一歩」。ヴォルグーー！というカンジ。
　しかし森川ジョージ、うまくツジツマあわせて来たな・・・というのが正直な感想ですか(^^;。

　ヤングマガジン１３
　「極東学園天国」。いやに後ろに下がっちゃっていていやん。
　しかしあれですね、つくづく青年漫画雑誌向けの話じゃないですねー。だから下がっちゃってるのか(^^;。

　加納朋子「魔法飛行」（創元推理文庫）
　４本の短編が収録されています。
　ひとつひとつの短編が独立し、それが全て絡み合って全体でひとつの事件が浮き上がって来る。そんな成り立ちです。
　こういう構成って、２度目を読むのが楽しいんですよね。
　とりあえずまた読むつもりです。

　少年サンデー１４
　椎名高志の新連載が始まりましたね。なんと歴史物・・・。
　このヒトが描くと、歴史モノの登場人物が「ＤＮＡ」とか「ＶＩＰ」とか言ってても、なんとなく納得・・・？　イキオイとノリで突っ走って欲しいです(^^)。

　有栖川有栖「月光ゲーム」（創元推理文庫）
　サブタイトル「Ｙの悲劇’８８」。
　まあこのタイトルが悪かったのかなあ・・・。熱烈（？）なエラリイ・クイーンファンの相方は、この作品を「面白くない」と一刀両断し、鷹には貸しませんでした。
　最近になって部屋の整理をしていた時に掘り出され、鷹が読む事になったのですが。
　「有栖・江神」のシリーズ第一作なので、今読むとまた新鮮だったりして。鷹はこれ、けっして嫌いじゃないなあ。・・・と、いうか基本的にこのシリーズが好きなのかもしれませんね。
　相方は有栖川有栖にわりと厳しいのですが、それは多分エラリイ・クイーンを愛するあまりなのでしょう(^^;。
　デビュー作らしい、若さと勢いのある作品だと思います。

　少年マガジン１６
　「はじめの一歩」。ヴォルグの家族関係の話は、なんかもう、駄目だなあ・・・。鷹も年をとったものです。

　ＰＳ「牧場物語ハーベストムーン」
　再び久々ですね(^^;。
　春の料理祭のトコなのですが、草競馬に続きこちらも失敗。
　当然ロードだよ・・・(--;)。

　大橋薫「霊獣都市」（朝日ソノラマ）
　「霊獣都市」シリーズと「セルロイドカーニバル番外編」を収録した単行本。
　「霊獣都市」シリーズもよかったのだけれど、ワタシは「セルロイドカンパニー」の番外編が読めたのがよかったなあ。好きなシリーズなので。

　赤松健「Ａ・Ｉが止まらない！」５巻（講談社ＫＣＤＸ）
　・・・なんだかんだ言って読んでる辺り・・・。
　それにしてもなんていうか、一部のヒトのツボを押えてそうな内容ですよねえ(^^;。
　ところどころ読んだ事がある気がするのはどうしてなんでしょう(^^;。

　ＯＵＲＳ　４月号
　今号は「ＨＥＬＬＳＩＮＧ」が載ってます（って連載なのに・・・(^^;）。平野耕太は上手くなりましたねえ。今後もとても楽しみです。

　ＰＳ「ダイスＤＥチョコボ」
　要はチョコボ版のモノポリー？　ってモノポリーやった事ないんだけれど(^^;。
　ひとりでお話モード、対戦モードがあります。
　２人しかいない状態で対戦モードで遊ぶのはこう、イマイチなモノがありますが、ひとりでお話モードは案外面白いです(^^)。なんと言ってもチョコボなので、ファンなら買いだったかもしれませんね。
　問題はこのソフトの単品売りがない事でしょうか・・・。

　ＰＳ「チョコボスタリオン」
　要はチョコボ版のダビスタ。ってそんなんばっかりや。
　問題はワタシがダビスタどころか競馬すら今まで興味がなかった事でしょうか・・・。
　本当に手探りの状態で、しばらくコツコツ遊ぶ事にします。

　ＰＳ「ダイスＤＥチョコボ」
　「ゴブリンの洞窟」までをクリアー。コンピュータが使う敵キャラにも個性があって結構楽しいです。
　こういう、“クリアすると使えるキャラが増える”みたいなタイプのゲームって、ついだらだら遊んじゃうんだよねえ・・・それが何になるのか、とちょっと思ったりはするんだけれどさ(^^;。

　ヤングマガジン１４
　「フローズン」。ワタシ割と井上さんって好きかも・・・最初キョーレツだったけどね(^^;。

　ＰＳ「ダイスＤＥチョコボ」
　一応エンディングを見て、その後プレイ出来る様になった「神殿」までクリア。
　なんか使えるコマにやたら制限があるんだけれど、またぐるっとプレイすれば増えるのかなあ。

　ＰＳ「チョコボスタリオン」
　雑誌を読んだりして、少し判って来た気がするので、配合の計画を立てる。
　で、ポケステでチョコボを狩りまくる。なかなか目的のチョコボ捕まらず・・・。

　少年サンデー１５
　「ＡＲＭＳ」が面白い。
　ちょうど今、回想シーンというか、説明の回なので判りやすいというのもあるのだろうけれど。
　ますます読んでいないトコを読みたくなるカンジです(^^)。

　少年マガジン１７
　「ＢＯＹＳ　ＢＥ．．．」が三たび始まりました。
　なんだか今度は１回ずつの読み切りじゃなくなったみたいですね。
　まあテイストは変わっていないので、ファンは安心、そうでない方はがっかりでしょうか(^^;。
　なんかどんどん絵が変わっている気がしますが、昔からのファンはどう思っているのでしょうか・・・。

　ＰＳ「チョコボスタリオン」
　まずは最初の８羽をポケステでＧＥＴ。ポケステで目的のチョコボを探す間、狩っては売り、狩っては売り・・・おかげでむやみにお金が貯まってしまいました(^^;。
　まあ普通の人が羽券を買ってお金を増やす所を、上手く出来ないだろう事を考えたらちょうどよかったのかもしれませんね・・・(^^;。
　一応１年目がおわって、８羽のチョコボに名前を付けました。
　ネーミングセンスがないワタシにとって、もしかして大変なゲームを始めたかもしれないなー、とふと思う鷹なのでした。

　鈴木みそ「ＡＬＬ　ＮＩＧＨＴ　ＬＩＶＥ」４巻（アスペクトビームコミックス）
　今回はネタよりも見せ方にこった回が多かった気がするなー、全部デジタルな入稿にして余裕が出来たのかな鈴木みそ。
　もちろんネタは面白い。ちょっとタメになる回があるのもいいよね。人間は無意味な事に意味を求めたがるからねえ・・・。

　秋月りす「ＯＬ進化論」１６巻（講談社ワイドＫＣモーニング）
　気が付いたら１６巻・・・。流行りネタあり、日常ネタありでここまで来た、というカンジですね(^^)。
　鷹としては田中さんは連載終了時、誰かと結婚出来るのか、というのが最大の関心事ですが(^^;。

　オオノサトシ「墨野ん家の事情」３巻（朝日ソノラマ眠れる夜の奇妙な話コミックス）
　「墨野ん家の事情」と言いつつ、半分くらいは「山田の弁当」なのですが(^^;。
　これってきっと「ネムキ」に連載してるんだよねー、そういう内容じゃない気がするんだけれど・・・(^^;。

　ＰＳ「チョコボスタリオン」
　３年目に入り、やっとチョコボがレースに出始める。
　一切をトレーナーに「おまかせ」なのだけれど、それすらまだまだ手探りで大変。
　説明書がちょっと不親切だと思うなあ・・・。

　ＰＳ「チョコボスタリオン」
　チョコボがレースに出るのをひたすら観戦。たかがゲームだけれど結構楽しい。
　ところで所持金がもう最高額になってしまったのだけれど・・・その後つまらないねー(^^;。こんなんだったらもっと地道に稼げばよかったよ・・・。

　コミックＧＵＭ　５月号
　ＧＵＭは割と絵の上手いヒトが多いよね。
　と、言うかマニア系というか・・・。
　このままでも勿論結構面白いし楽しみなんだけれど、元々買い始めた時の目的だった漫画が両方とも最近載ってない。ちょっと残念です(･_･､)。

　ＰＳ「チョコボスタリオン」
　初めてのＧ３優勝！　Ｇが付くのは重賞って言うんだよね？！　嬉しいい〜〜。
　・・・ＧIIIって書いた方が違和感ないかなぁ(^^;。ローマ数字は機種依存文字だから、ネット上では使っちゃいけないんですよね。チョコスタの掲示板見てても訳判んないよ(^^;。

　少年サンデー１６
　椎名高志の「ＭＩＳＴＥＲジパング」。いや・・・思っていたよりって言うと失礼だろうけど、おもしろいよね、これ。
　まあワタシは元々この人好きだからねえ・・・。

　ＰＳ「チョコボスタリオン」
　ちびちびやってます。

　ＰＳ「チョコボスタリオン」
　今日もちびちびやってます。
　一体いつ頃引退させたらいいのかなあ・・・。

　ヤングマガジン１５
　「極東学園天国」がお休みで残念。
　「湾岸ＭＩＤＮＩＧＨＴ」、鷹を知ってる人は多分判ると思うんだけど、エイジってワタシ好みだよねえ(^^;。きっと声もいいに違いない、なんとなくだけど（笑）。どうでもいいが、リカ子親父に似なさ過ぎ・・・(^^;。

　法月綸太郎「ニの悲劇」（祥伝社ノン・ポシェット）
　正直言って、かなり読みにくい作品だったと思う。
　中盤の辺りからはなんというか、“筆が乗っている”というか、そんな印象を感じるし、読みにくさもほとんどなくなるのだけれど、物語の序盤のこの読みにくさときたらもう、呆れる程だと思う。
　作中の作家であり探偵である「法月綸太郎」は大変なスランプに陥り、一ヶ月に数行といったペースで本業である小説を綴っている様なのだけれど、後書きにもある通り、作者であり物語の語り部である「法月綸太郎」もまた、同じ様な状態であったらしい。序盤はそれがひしひしと感じられる文章が続く。
　けれど、物語の中に物語があり、それが何人もの登場人物の側から語られる、何層にも重ねられたそれを丹念にほどいて行くという作業、事件の被害者と加害者の沈鬱な気持ち、それら色んなモノはむしろその文章に似合っていると言えると思う。
　お話の構造自体は面白いし、文章の読みにくささえ我慢出来るなら読んで損はないつくりと言えるとワタシは思う。
　前作で、自分の存在についてのジレンマや疑問を抱いてしまった登場人物の「法月綸太郎」。それはおそらく、作者自身の疑問であり、ジレンマだったのではないだろうか。この作品はそれでも、ほんの少しずつでも前に進もうとする足掻きとか、運命を受け入れる事とか、その悲しさとか、そういう物が詰まっていると思う。
　もっと細かい小説を読むのに向いている時に、もう一度読みたい。

　少年マガジン１８
　「無頼伝涯」が結構イイ。
　まあ「カイジ」みたいなカンジなんだろうな、と思っていたワタシを今週号はいい意味で裏切ってくれたと思う。
　来週がちょっと楽しみです(^^)。